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伝統芸能の楽しみ方

能楽堂へ行こう vol.48


1月13日例会は「翁」で始まります。日本人なら一度は観ておきたい―。

能楽師の正月恒例の行事として「謡初式(うたいぞめしき)」があります。もともとは能役者が宮中や幕府、大名家、寺社に出仕して行われたもので室町時代から続く習わしです。京都観世会館でも毎年元日の朝、舞囃子「高砂」で始まり、「羽衣」や「猩々」のあと、「高砂」の一節“四海波”を京都観世会の能楽師全員で謡います。注連縄(しめなわ)が張られた厳粛な舞台で、新しい年を祝うめでたさが漂います。「四海波静かにて、国も治まる時つ風、枝を鳴らさぬ御代なれや、あひに相生の松こそめでたかりけれ―」風が枝を鳴らさぬ御代とは、平和な世、という意味です。先人たちがいつの世も天下泰平と国土安泰を願い続けてきた想いは今の私たちにも引き継がれているのです。公演ではなくあくまで能楽師の行事として行われますが、京都観世会では一般のお客様に公開しています。京都観世会の謡初式のあとには、平安神宮で京都の能楽師たちが新年の奉納を行います。こちらも一般に公開されています。元旦にお出掛けの際は京都観世会館の謡初式と平安神宮の能楽奉納にぜひお越しください。

【 京都観世会 2018年12月29日~2019年2月14日の催し 】

● 京都観世会謡初式
1月1日(火・祝)10:30
[主な演目]
舞囃子「高砂」「羽衣」「猩々」
仕 舞「鶴亀」「屋島」「草子洗小町」「国栖」
狂言小舞「雪山」
連 吟「四海波」
[ 入場料 ]
無料


● 京都観世会1月例会

1月13日(日)11:00
[主な演目]
 能 「翁」:大江又三郎
 能 「難波 羯鼓出之伝」:青木道喜
狂 言「鎧」:茂山千作
 能 「羽衣 彩色之伝」:観世清和 
 能 「小鍛冶」:深野貴彦
[ 入場料 ]
一般前売 6,000円
一般当日 6,500円
 学生  3,000円
普通会員年会費 43,000円
6回会員年会費 27,000円

 

京都観世会館

京都市左京区岡崎円勝寺町44
お問い合わせ|tel.075-771-6114
(月曜休館日、月曜が祝日または振替休日の場合は火曜日が休館日となることがあります)
http://www.kyoto-kanze.jp/
⬛️ 地下鉄東西線「東山駅」下車 1番出口から徒歩約5分
⬛️ 京都市バス[5][100]で「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車徒歩約3分
⬛️ 京都市バス[31][46][201][203]で「東山仁王門」下車徒歩約5分