1. HOME
  2. 記事一覧
  3. 伝統芸能の楽しみ方

伝統芸能の楽しみ方

能楽堂へ行こう vol.51


能 「賀茂」

ご存知の方も多いと思いますが、能楽には役籍があります。シテ方、脇方、狂言方、囃子方と言う様に定められた受け持ちがあり、長い歴史の中で各役籍には流儀が生まれました。シテ方にはシテ方の、脇方には脇方のそれぞれの役籍には流儀が有ります。シテ方の流儀は、観世流、宝生流、金春流、金剛流、喜多流の5つの流儀があり、観世と宝生の芸風が似ているため「上掛り」同様に金春、金剛、喜多を「下掛り」と呼んでいます。又、各流儀にはそれぞれ芸風があり、観世流は豊麗で洗練され最大の流勢を誇っています。重厚な芸風が宝生流、もっとも古風な芸風が金春流、華麗、優美な芸風が金剛流、素朴かつ豪放な芸風が喜多流と言われています。京都観世会館は会館名のとおり観世流を主に公演している会館ですが、もちろん他の流儀とのコラボ公演も行っています。会館には流儀とは違った同門と呼ばれる家柄が6家あり、各定期公演を観る事ができます(大江家は大江能楽堂にて)。また、同門にもそれぞれの家風があり、筆者の勝手な主観で漢字一字で表すと、片山家『凛』りりしく引締まって、井上家『柔』やわらかく穏やか、林家『信』まこと誠実、大江家『豪』勢いが盛ん、浦田家『真』正しく真理、杉浦家『静』内に秘めたる闘志……(順不同)
皆様も各同門の家風に触れに来られませんか?

【 京都観世会 2019年5月15日~6月30日の催し 】

● 京都観世会5月例会
5月26日(日)11:00
[主な演目]
 能 「賀茂」:梅田嘉宏
狂 言「文荷」:茂山七五三
 能 「夕顔」:河村和重
 能 「藤戸」:橋本雅夫
[ 入場料 ]
一般前売 6,000円
一般当日 6,500円
 学生  3,000円


● 京都観世会6月例会

6月23日(日)11:00
[主な演目]
 能 「通小町」:河村晴久
狂 言「粟田口]:小笠原匡
 能 「隅田川」:浅見真州
 能 「鵜飼」:吉田篤史
[ 入場料 ]
一般前売 6,000円
一般当日 6,500円
 学生  3,000円

 

京都観世会館

京都市左京区岡崎円勝寺町44
お問い合わせ|tel.075-771-6114
(月曜休館日、月曜が祝日または振替休日の場合は火曜日が休館日となることがあります)
http://www.kyoto-kanze.jp/
⬛️ 地下鉄東西線「東山駅」下車 1番出口から徒歩約5分
⬛️ 京都市バス[5][100]で「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車徒歩約3分
⬛️ 京都市バス[31][46][201][203]で「東山仁王門」下車徒歩約5分

 

関連記事