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伝統芸能の楽しみ方

能楽堂へ行こう vol.52


能「安達原」

能楽を楽しんで頂く為には、多くの人達が携わっています。能、狂言を演じるシテ方、ワキ方、音曲を担当する囃子方、能を立体的に見せる為の斉唱団、地謡、舞台での大道具、舞台装置である作り物を作る裏方、その他いろいろな人達に依って一つの公演が成り立っています。その中であまりなじみのない役儀に、能楽写真家と云われる人達がいます。演じられる能、狂言の記録、又、演者から直接の依頼で、記録をカメラに収めるプロのカメラマン達、今はカメラもデジタル化が進み、演能中の演者に対して連写撮影を行い、必要でない被写体はモニター画面で確認し消去、必要な物だけを残す。ただ豪の者もいます。一発勝負のフィルムカメラをいまだに使用している能楽写真家がいます。
露出(F値)シャッター速度等が、デジタルカメラでは自動露出(AE)の搭載が多い中、今まで培った経験と、能であれば、現在公演されている演目二百数十番をすべて記憶し、演者のここぞと云う「見せ場」を逃さず撮影する技量、フィルム感度を上げ、露出値を下げ、スローシャッターで撮影する。一つ間違えれば「ブレ」が生じる緊張の一瞬、もちろん演能中は照明の照度を下げるが、フラッシュ(ストロボ)は使用禁止。その厳しい条件の中、如何に演者の姿容をカメラに収めるか問われ、撮り直しの利かない世界に生きる彼等、彼女達がいます。そうして撮られた写真は、奥行きが有り、被写体が輝いて見えます。左の写真も中の一枚です。

【 京都観世会 2019年7月1日~8月9日の催し 】

● 夏の素謡と仕舞の会
7月14日(日) 11:00
[主な演目]
素 謡「高砂」:古橋正邦
素 謡「敦盛」:吉浪壽晃
素 謡「遊行柳」:観世清和
素 謡「玄象」:浦田保浩
[ 入場料 ]
一般前売 4,500円
一般当日 5,500円
 学生  2,500円


● 面白能楽館

7月27日(土) 13:00
[主な演目]
第一部/組曲
 「鉄輪」:浦田保浩
 「善知鳥」:杉浦豊彦
 「恋重荷」:井上裕久
第二部/能楽体験
第三部/能「安達原」:片山九郎右衛門
[ 入場料 ]
一般 3,000円
大学・専門学校生 2,000円
中学・高校性 1,000円
小学生 500円
未就学児童一人 無料・二人目以降一人 500円

 

京都観世会館

京都市左京区岡崎円勝寺町44
お問い合わせ|tel.075-771-6114
(月曜休館日、月曜が祝日または振替休日の場合は火曜日が休館日となることがあります)
http://www.kyoto-kanze.jp/
⬛️ 地下鉄東西線「東山駅」下車 1番出口から徒歩約5分
⬛️ 京都市バス[5][100]で「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車徒歩約3分
⬛️ 京都市バス[31][46][201][203]で「東山仁王門」下車徒歩約5分

 

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