本がくれた忘れられない言葉 2019.08.10大垣書店, 本, 連載 著者はギリシャの元財務大臣で経済学者のヤニス・バルファキス。ギリシャ政府がEUの圧力に負けて緊縮政策を受け入れたことに抗議して財務相を辞任。現在は「ヨーロッパ・ニューディール」を提唱しているほか、昨年からはサンダースなどと組んでいます。本書は書名の通り、娘のためにやさしく経済について語る、という内容。「なぜ格差が存在するのか」という問いに対して、金融の役割や資本主義の歴史、小説やSF映画の例を挙げながら、易しく面白く語ります。 父が娘に語る美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。ヤニス・バルファキス 著/2019年/ダイヤモンド社 直木賞候補作! 国立西洋美術館で開催中の松方コレクションをつくった男、松方幸次郎は、日本の若者に本物を見せたいという一心で絵画を買い続けました。国立西洋美術館の誕生に隠された奇跡の物語。 美しき愚かものたちのタブロー原田マハ 著/文藝春秋/2019年 「日本は近代のテスターである」というテーゼを掲げて、ウェルベックや舞城王太郎から、山崎正和や夏目漱石までを一挙展開。著者10年の仕事を精選し、百年の日本を展望する「近代の相続」論。 百年の批評近代をいかに相続するか福嶋亮大 著/青土社/2019年 批評家として、哲学者として、そして出版社の経営者として、独自の思索と実践を積み重ねてきた東浩紀の評論集。世界がテーマパーク化する〈しかない〉時代に、人間が人間であることはいかにして可能か。令和時代の新しい航海図。 テーマパーク化する地球東浩紀 著/ゲンロン/2019年 Kotochika御池店tel.075-708-8655 中京区虎屋町「烏丸御池駅」構内〈平日〉7:30~21:00 〈土・日・祝日〉9:00~21:00 新着情報からイベントまで、充実のコンテンツhttp://www.books-ogaki.co.jp/ 本紹介一覧に戻る Tweet Share 大垣書店, 本, 連載