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【3/13~3/20】京都シネマ&出町座で東京フィルメックス紹介作品を特集上映

昨年第20回を迎えた日本有数の国際映画祭〈東京フィルメックス〉。
京都を拠点に活動するシマフィルムがスポンサーとして参加したことを期に、
フィルメックスで紹介された作品およびシマフィルム作品をおりまぜ、
京都シネマと出町座の2劇場での特集上映企画が実施されます。

映画の未来を灯もす志で、多様性にあふれ個性を発揮する世界の映画表現を
発見し続ける東京フィルメックスの魅力、ぜひこの機会に触れてみては。

主催:認定NPO法人東京フィルメックス、シマフィルム株式会社

    

【上映作品・スケジュール】

   

◆京都シネマ◆

3/14 (土) 『どこへ出しても恥かしい人』

異形のアーティストの孤高の表現活動と競輪狂いの日々を収めたドキュメンタリー。

ちあきなおみ、大島渚、中上健次らを魅了した、友川カズキ。4人息子と妻という家族がいながらも独居する友川の日常は、競輪に賭ける異様な情熱と、内蔵を吐き出すかのようなライブ、たやすい共感など寄せ付けないドローイング(絵画)といった表現の過激さと併存している。何十年も変わらないこの鋭利な表現性はどこから湧き出すのか

2019/日/64分/監督:佐々木育野

   

★佐々木育野監督舞台挨拶有(上映後)

       

3/15 (日) 『ニワトリはハダシだ』

現代日本の根底にはびこる諸相を炙り出す。

知的障害を持つ少年サムは、人並みはずれた記憶力を持っている。しかし、その能力が災いして偶然にも警察の汚職事件に巻き込まれてしまう。森﨑監督が原発ジプシーの生き様を描いた傑作『生きてるうちが花なのよ、死んだらそれまでよ党宣言』の正統な続編といった位置づけながら、現代日本の根底にはびこる諸相を炙り出す、ごった煮的な痛快作。

2003/日/113分/監督:森﨑東/出演:肘井美佳、倍賞美津子、原田芳雄、浜上竜也、石橋蓮司、余貴美子、加瀬亮、守山玲愛、岸部一徳、柄本明、笑福亭松之助、塩見三省、中川梨絵

   

3/16(月) 『昨夜、あなたが微笑んでいた』

取り壊されるビルで生活する人々の最後の日々を描いたドキュメンタリー。

3年にプノンペンに建造され、その独特の建築様式で知られた集合住宅「ホワイト・ビルディング」。クメール・ルージュの時代を生き延びた歴史的建造物としても知られたこの集合住宅は老朽化のため、2017年、日本企業による買収を契機に取り壊しが決定された。50年以上にわたって人々が暮らしている建物が次第に廃墟と化してゆくプロセスを目撃するという貴重な体験を与えてくれる作品。

Last Night I Saw You Smiling /2019/カンボジア、フランス/77分/監督:ニアン・カヴィッチ

   

3/17 (火) 『東』+ジャ・ジャンクー短編集

★『東』

中国現代美術の代表的画家・劉小東(リュウ・シャオドン)を追ったドキュメンタリー

三峡ダム工事の男たち及びバンコクの女たちを描く過程を撮影。本作をきっかけに賈樟柯は『長江哀歌』(06)を撮った。

Dong/2006/中/66分/監督:ジャ・ジャンクー

   

★『私たちの十年』

山西省を走る列車で、2人の女性が出会いう。彼女たちのやり取りによって10年という時間が物語られる。

Our Ten Years/2007/中/10分/監督:ジャ・ジャンクー

  

★『河の上の愛情』

旧友の男女4人が蘇州で再会する。『プラットホーム』のチャオ・タオとワン・ホンウェイ、『天安門、恋人たち』のハオ・レイとグオ・シャオドンが共演。

Cry Me a River/2008/中/19分/監督:ジャ・ジャンクー

   

★『逢春

中国では一人っ子政策が終了し、母と娘は新しく子供がほしいと願う。だが父は経済的な不安を隠せない。ジャ・ジャンクー監督自身がプロデュースを務めた5カ国オムニバス作品『時はどこへ?』のラストを飾る1編として制作された。冒頭、驚きの仕掛けで過去に倣い、終盤には美しいショットで未来をまなざす鮮やかな手ざわりの短編。

Revive/2018/中/18分/監督:ジャ・ジャンクー

   

3/18 (水) 『川沿いのホテル』

何気ない会話の中に人生の機微、家族、老い、といったテーマが投げかけられる傑作。

漢江を望む閑静なホテルに一人の老詩人が泊まっている。詩人は長いこと会っていなかった二人の息子たちと再会する。愛人を作って家を出て行った詩人に対し、息子たちは複雑な感情を持っていた。わだかまりを抱えたまま、父子たちはレストランに食事に行き…。

Hotel by the River/2018/韓/96分/監督:ホン・サンス/出演:キ・ジュボン、キム・ミニ、ソン・ソンミ、クォン・ヘヒョ、ユ・ジョンサン、シン・シクホ

  

3/19 (木) 『タルロ』

現代文明の伝統と文化の相違に引き裂かれてゆく遊牧民をユーモアとほろ苦さを交えて描く。

人並外れた記憶力を持つ羊飼いのタルロ。警察からIDカードを申請しろと言われた彼は街の写真館に行く。ボサボサの髪では写真は撮れないと言われたタルロは理髪店に生き、魅力的な理容師と出会う…。

Tharlo/2015/中/123分/監督:ペマツェテン

   

3/20 (金) 『ファンさん』

一つの死の記録にとどまらず、見る者に様々な問題を投げかけてくる挑戦的な傑作。

中国南部の静かな村。67歳になるファン・シュウインは、アルツハイマー病を患っていたが、病状が悪化し、病院から家に送り返されてくる。監督は、ベッドに寝たきりになり、ほとんど表情にも変化が見られない老女をとらえ続ける。

Mrs. Fang/2017/香、他/87分/監督:ワン・ビン

  

◆出町座◆

3/13 (金) ・ 3/16(月)『オールド・ドッグ

映画の主人公は老いたチベッタン・マスチフを飼う老人とその息子。チベッタン・マスチフは中国の富裕層に高く売れるため、息子は父親の老犬を業者に売る。反発した老人はいったん売られた犬を強引に取り戻すが、今度は犬泥棒が老人の犬を盗もうとする。ついに、老人は一つの決意をもって、老犬を連れて草原に向かう……。

2011/中国/88分/With English sub 監督:ペマツェテン

  

3/13 (金) 『おそいひと

電動車椅子で移動し、ボイスマシーンで会話を交わす。重度の身体障がい者である住田は、介護のサポートを受けながら、よき理解者でもあるバンドマンのタケとつるんだりして悠々暮らしている。そんなある日、住田のもとに大学の卒業論文のために介護を経験したいという女子大生が現れる。住田の中で彼女に対する整理しきれない違和が蠢き始め、次第に狂気に身を委ねていくことになる。

2004/日本/83分/配給:シマフィルム 監督:柴田剛(SHIBATA Go)/With English sub

    

3/14 (土) 『昨夜、あなたが微笑んでいた

取り壊されるビルで生活する人々の最後の日々を描いたドキュメンタリー。

3年にプノンペンに建造され、その独特の建築様式で知られた集合住宅「ホワイト・ビルディング」。クメール・ルージュの時代を生き延びた歴史的建造物としても知られたこの集合住宅は老朽化のため、2017年、日本企業による買収を契機に取り壊しが決定された。50年以上にわたって人々が暮らしている建物が次第に廃墟と化してゆくプロセスを目撃するという貴重な体験を与えてくれる作品。

Last Night I Saw You Smiling /2019/カンボジア、フランス/77分/監督:ニアン・カヴィッチ

  

3/14 (土) 『堀川中立売

京都を舞台に、タイトルに京都の地名を入れることを約束事に、若手作家がオリジナル企画で挑むシマフィルムによる映画製作シリーズ「京都連続」の第一弾。『おそいひと』の柴田剛が強い磁場を放つ京都という土地と現代社会の闇への怒りを圧倒的な独創性で劇化。

DOMAN SEMAN 2010/日本/124分/配給:シマフィルム 監督:柴田剛(SHIBATA Go)

  

3/15 (日) ・ 3/17(火)『アイカ

25歳のキルギス人女性アイカは、モスクワの病院で子供を出産するが、生まれたばかりの子供を残して病院から密かに脱走する。多額の借金を抱えるアイカは様々な仕事に就こうとするが、彼女のロシアでの労働許可の期限は既に切れており、まともな仕事に就くことができない。やがて、借金取りに即時の返済を強要されたアイカは、あることを決断する……。

Ayka 2018/ロシア、ドイツ、ポーランド、カザフスタン、中国/100分/配給:キノフィルムズ 監督:セルゲイ・ドヴォルツェヴォイ(Sergei DVORTSEVOY)

   

3/15 (日) 『草の葉

クラシック音楽が流れる小さなカフェ。二人の男女が言い争っている。女は、自分の親友が自殺したのはその男が原因だと考えており、男を激しく責めている。カメラがパンし、隣りのテーブルに一人で座っている若い女性がフレームに入る。若い女性はラップトップを広げて何かを書いている。それはあたかも、隣りのテーブルの会話を書き留めているようにも見える。やがて、その女性に若い男が近づく。男は彼女の弟で、ガールフレンドを紹介すると言う。女性は弟に連れられてカフェを出てゆく……。

Grass 2018/韓国/66分/With English sub 監督:ホン・サンス(HONG Sang-Soo)

  

3/16 (月) 『タルロ

現代文明の伝統と文化の相違に引き裂かれてゆく遊牧民をユーモアとほろ苦さを交えて描く。

人並外れた記憶力を持つ羊飼いのタルロ。警察からIDカードを申請しろと言われた彼は街の写真館に行く。ボサボサの髪では写真は撮れないと言われたタルロは理髪店に生き、魅力的な理容師と出会う…。

Tharlo/2015/中/123分/監督:ペマツェテン

3/17 (金) 『ファンさん』

一つの死の記録にとどまらず、見る者に様々な問題を投げかけてくる挑戦的な傑作。

中国南部の静かな村。67歳になるファン・シュウインは、アルツハイマー病を患っていたが、病状が悪化し、病院から家に送り返されてくる。監督は、ベッドに寝たきりになり、ほとんど表情にも変化が見られない老女をとらえ続ける。

Mrs. Fang/2017/香、他/87分/監督:ワン・ビン

   

3/18 (水) 『フラワーズ・オブ・シャンハイ』

19世紀末、清朝末期の上海の高級遊郭に集う人々を描写したハン・チー・ユンの呉語による長編小説『海上花列伝』、及びそれを中国語訳したチャン・アイリンの「海上花』を原作としてトニー・レオンをはじめとする香港、台湾、日本のスターたちの競演で描いた作品。

Flowers of Shanghai 1998/台湾/130分/配給:松竹 監督:ホウ・シャオシェン(HOU Hsaio-Hsein)

   

3/18 (水) ・ 3/19(木)『記憶が私を見る』

監督自らが演じるヒロイン、ファンが南京に暮らす両親のもとを訪れる場面から始まる。しばらくの間を両親のもとで過ごすことになったファンのもとへ長いこと会っていなかった親戚たちが訪ねてくる。兄嫁はまだ独身でいるファンに見合いを薦めたりもする。両親の周囲の人々の多くは健康や老いの問題に直面している。人々との会話の中、ファンの脳裏に過去の記憶が呼び起こされる。

Memories Look at me 2012/中国/87分/With English sub 監督:ソン・ファン (SONG Fang)

   

3/19 (木) 『東』+ジャ・ジャンクー短編集

★『東』

中国現代美術の代表的画家・劉小東(リュウ・シャオドン)を追ったドキュメンタリー

三峡ダム工事の男たち及びバンコクの女たちを描く過程を撮影。本作をきっかけに賈樟柯は『長江哀歌』(06)を撮った。

Dong/2006/中/66分/監督:ジャ・ジャンクー

★『私たちの十年』

旧友の男女4人が蘇州で再会する。『プラットホーム』のチャオ・タオとワン・ホンウェイ、『天安門、恋人たち』のハオ・レイとグオ・シャオドンが共演。

Our Ten Years/2007/中/10分/監督:ジャ・ジャンクー

★『河の上の愛情』

旧友の男女4人が蘇州で再会する。『プラットホーム』のチャオ・タオとワン・ホンウェイ、『天安門、恋人たち』のハオ・レイとグオ・シャオドンが共演。

Cry Me a River/2008/中/19分/監督:ジャ・ジャンクー

★『逢春

中国では一人っ子政策が終了し、母と娘は新しく子供がほしいと願う。だが父は経済的な不安を隠せない。ジャ・ジャンクー監督自身がプロデュースを務めた5カ国オムニバス作品『時はどこへ?』のラストを飾る1編として制作された。冒頭、驚きの仕掛けで過去に倣い、終盤には美しいショットで未来をまなざす鮮やかな手ざわりの短編。

Revive/2018/中/18分/監督:ジャ・ジャンクー

詳しい上映スケジュールは各劇場のサイトをチェック!

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