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2018.5.17アート

ボストン美術館浮世絵名品展 鈴木春信

あべのハルカス美術館

錦絵の第一人者・鈴木春信の活躍を網羅し、その時代の気風を伝える展覧会。

大阪・あべのハルカス美術館にて開催中!

 

鈴木春信は江戸時代中期の浮世絵師。
錦絵創始期の第一人者として知られます。
その鈴木春信の活躍を網羅し、その時代の気風を伝える展覧会が、大阪・あべのハルカス美術館にて開催中。
1図あたりの残存数が極めて少なく、8割以上が海外に流出しているということもあり、国内で展覧会を開くのが最も難しい浮世絵師といえる春信。
ボストン美術館は、600点以上の春信作品を所蔵し、そのコレクションは世界一。今回の展覧会では質・量ともに世界最高のコレクションを誇るボストン美術館の所蔵品から、よりすぐりの作品が展示されます。
今回出品される作品のうち、約8割がボストン美術館に収蔵されて以来はじめての里帰りとなり、この展覧会はその作品を見ることができる貴重な機会となります。

 

 

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鈴木春信「浮世美人寄花 路考娘 瞿麦」

明和6(1769)頃 中判錦絵

ボストン美術館蔵

William Sturgis Bigelow Collection, 11.19518

 

 

 

鈴木春信(1725?〜70)

 

錦絵が始められた明和年間(1764〜72)に活躍し、一世を風靡した浮世絵師。
美人画を得意とし、後の浮世絵の発展に多大な影響を及ぼしました。
平賀源内とも交流があったと伝えられ、そういえば1989年のTBSドラマ『翔んでる!平賀源内』にも登場したような…

 

 

 

説明しよう!錦絵とは

 

春信の時代より以前は多色刷りの技術がなく、浮世絵は筆で彩色されていたり、単色刷りか2〜3色程度の素朴な版画しかありませんでした。
春信の時代に武家や裕福な商人たちにより多色刷りの木版画技法が開発され、浮世絵の技術は飛躍的に発達しました。
紙も高級な奉書紙が使われ、まるで錦織物のような美しさを誇っていたことから「錦絵」と呼ばれ、浮世絵の最終形態として続くことになりました。

 

 

 

さらに説明しよう!ボストン美術館とは

 

1870年設立。
ニューヨークのメトロボリタン美術館、ワシントンのナショナル・ギャラリーと並ぶ、アメリカ有数の美術館。
幅広い美術品を収蔵し、とりわけ日本美術コレクションは、質・量ともに第一級。
なかでも浮世絵の所蔵はなんと約5万点(!)。
希少な名品が多いうえ、保存状態が極めて良好な貴重な作品を揃えており、日本にとってもありがたい存在。

 

 

大阪・あべのハルカス美術館での開催であり、一見、京都と関係がないように思えますが、実はボストンと京都は姉妹都市。
また、春信も京都で絵を学んだといわれています。
そんなわけで京都人としても要注目の今回の展覧会。
少し足をのばして、久しぶりに里帰りした春信の作品に会いに行ってみませんか。

 

 

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鈴木春信「見立三夕 定家 寂蓮 西行」

宝暦(1751-64)末期 大判紅摺絵

ボストン美術館蔵

William Sturgis Bigelow Collection, 11.19703

 

 

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こちらは喜多川歌麿「お藤とおきた」

寛政5-6(1793-4)頃 大判錦絵

ボストン美術館蔵

William Sturgis Bigelow Collection, 11.14282

このように他の絵師たちの作品も多く展示されます!

 

 

 

 

ボストン美術館浮世絵名品展 鈴木春信

会場/大阪・あべのハルカス美術館
   大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43 あべのハルカス16階
会期/2018年4月24日(火)〜6月24日(日)
http://harunobu.exhn.jp
https://www.aham.jp

All Photographs Ⓒ Museum of Fine Arts, Boston

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