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2019.3.25映画

映画『きばいやんせ!私』

仕事にやる気も目標も見出せず、投げやりな日常を送る女子アナの児島貴子。

九州本島最南端の町、南大隅町に伝わる祭りの取材を命じられた貴子が見出した目標、それは伝統の姿を失っていた祭りを昔の姿に復活させることだった。

果たして祭りは完全復活できるのか?そして迷走する貴子の復活はー?

 

 

 

100円の恋』『嘘八百』武正晴監督の最新作『きばいやんせ!私』

武正晴監督、出演の坂田聡さん、眼鏡太郎さんを迎え、大阪のシネ・リーブル梅田で舞台挨拶が行われました。

 

 

坂田聡さん(以下、坂田):

(主演の)夏帆さんじゃなくてすいません(笑)。

 

眼鏡太郎さん(以下、眼):

(トランペットを吹きながら登場)トランペットを吹くためだけにやってきました(笑)

 

 

撮影現場の裏話はありますか?

 

坂田:

武監督は現場で寝ないですね。

本当にいつ寝てるんだろうっていう。それで助監督がどんどんやせ細っていく(笑)。

本当にタフな現場をしっかり回せる方という印象です。

 

 

ふつうは撮影現場でどんどんやせ細っていくのが、みなさんモリモリ太ったとお聞きしています。

 

眼:

そうですね。お酒をたくさんいただきました。

滞在していたホテルで芋焼酎が次から次へと出てきて、主に坂田さんの部屋で飲んでました。

 

坂田:

鹿児島の最南端で撮影していたものですから、なかなか東京には帰れませんので、ずっと鹿児島に滞在しておりました。

で、いっぱい食べちゃう。

 

 

お祭りのシーンがものすごくダイナミックでしたが、撮影はどうでしたか。

 

武正晴監督(以下、武監督):

本当のお祭りと同じ行程で、1日で撮りました。

5時に起きて日が暮れるまでというギリギリで撮ったんですけど、なんというか、もう記憶にない(笑)。

雨も降ってくるし、ドロドロでしたね。

本当のお祭りと同じように途中の村々でエキストラの方が待機してるんですけど、着いたらおにぎりをいただいて、食べたりしてました。

最後に(岡山)天音くんと太賀くんが神社まで来て、フラフラになって終わって、みんなで「万歳」「明日もまたがんばろうね」なんて言ってたら、気づけば天音くんはもういないんですよ。彼は舞台挨拶で東京に帰りやがった(笑)。

撮影が終わってすぐに鹿児島の空港まで車で3時間ぐらいあるのをぶっ飛ばして、東京の舞台挨拶に間に合ったって言ってましたね。

それで翌日また帰ってくるんですね。すごいなと思いました。

 

坂田:

太賀くんは普通に鉾竿をやってましたけど、僕もちょっとやらせてもらったらできませんでしたね。

 

武監督:

あれはできないよね。

本当の祭りでは交代でやっていくんだけど、彼は一人でやってましたからね。

 

坂田:

すごい体力ですよね。

 

武監督:

現地の人たちが「いい後継ができた」って言ってね(笑)。

あれできる人はなかなかいないよね。

役者っていうのは撮影のためなら本当にできてしまう。

トランペットも吹くし(笑)、鹿児島弁も覚えるしね。

これ撮影じゃなかったらできないですよ。

だから本当に俳優っていうのはすごいなって思いました。

 

 

神輿で崖を越えるところ、あれもすごかったですね。

眼さんはたいへんだったんじゃないですか。

 

眼:

僕だけ背が足りなかったんで

 

坂田:

よく見たら神輿に肩が入ってないんですよ。

 

武監督:

それで坂田さんがムッとしてるんですよ。

 

坂田:

それはなんでかっていうと、僕の肩に神輿の重みが全部かかってくる。

 

眼:

僕の力が加わってないんですよね。

 

武監督:

持ち上げてるふりして、つらそうな顔してるんだけど。

 

坂田:

あれがムカつくんですよ(笑)。

 

武監督:

本当は痛くないのに痛そうな顔しやがって(笑)。

あそこは地形がほとんど垂直に近いようなところで、なぜ神輿をああいうふうに担がなきゃいけないんだろうというのがすごい疑問だったんですけど

 

坂田:

それを1300年やってるわけですからね。

 

武監督:

だから疑問に思っちゃいけないんですよね。

降りていく所に置いてある石や岩というのが、実は自然のものではなく人の手が入ったもので、そこに足がいくように昔の人がちゃんと配置している。

雨が降ろうが雪が降ろうが続いているわけで、撮影のときに雨が降らないかなってずっと思っていてたら、降ってくれたんですよ。

雨でどんどん重くなっていってたいへんだったですけどね。

事故がなくてよかったなと思います。

 

 

最後に。

 

武監督:

この映画を選んでいただいてありがとうございます。

「お神輿」、「お祭り」、「伝統」というのがこの映画のイメージではあるんですけど、若い世代の方たちが仕事や働くということについて、自分自身を見つめていくという話にもなっています。

若い方や「この映画を観たらいいだろうな」と思う方にすすめていただければ、この映画を作った甲斐があります。

今後ともこの映画のことを末長く大事にしていただければと思います。

 

 

最後は眼さんのトランペットにのせて終了。

 

 

 

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(左から)武正晴監督、坂田聡さん、眼鏡太郎さん

 

 

 

本土最南端の鹿児島県南大隅町の「御崎祭り」を舞台に武正晴監督が贈る、笑いと涙の復活エンターテイメント。

京都での上映はもう終わりましたが、今後も各地で随時公開される予定。乞うご期待!

 

 

 

 

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『きばいやんせ!私』

監督/武正晴

出演/夏帆、太賀、岡山天音

http://kibaiyanse.net/

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