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【世界中でじわじわ浸透中】ニュースポーツ『テックボール』を京都で楽しもう!
ハンガリー発祥のニュースポーツ『テックボール』って?
ハンガリーで生まれた『テックボール』というスポーツをご存知ですか? 湾曲したテーブルのような形をしたコート(テックボールテーブル、テックボード等と呼ばれている)の上で、ヘディングやリフティングを駆使しながらサッカーボールを相手コートに向けて打ち合う、サッカーと卓球を組み合わせたような競技です。
誕生からまだ5年ほどのニュースポーツですが、フットボールを土台にしている点や、元サッカーブラジル代表・ロナウジーニョが競技普及のためのアンバサダーに就任していることから、現在EUを中心に競技人口が急速に高まっています。
国際テックボール協会(FITEQ)が発足した2017年からは毎年世界選手権も行われており、2019年世界選手権(ハンガリー)には約50ヵ国が参加。2020年には普及国が100ヵ国を越えると言われています。
世界選手権には日本人選手も参加しており、世界ランキング7位(2019年時点)の早稲昭範選手らが活躍しました。
テックボールのルールを解説!
国際テックボール協会が定める公式試合ルールは以下の通り。
・3タッチ以内に腕や手を使わず相手コートに返球する
・インプレー中エッジボール*は全てやり直し
*コート(台)のエッジ(角)に当たったボールのこと
・台に身体が触れてはいけない
・ボールはネットより高い場所を通らないといけない
・サーブは4ポイント交替
・サーブはコートから2m以上離れて行う(エッジショットはやり直し)
・1stサーブがフォルトの場合、2ndサーブを打てる(ダブルフォルトで相手のポイント)
・ダブルス時はサーブを打った後サーブを打ったペアが立ち位置を交代する
・ダブルスはお互いに必ず1タッチしなければならない
・返球時は相手エリアへ入ってはダメ
・サーブ以外のネットインは台に2バウンドでポイント、3バウンド以上ならサーブからやり直し
・20ポイントtheBESTof3セットマッチ
京都府テックボール協会が作成した紹介動画も参照ください。
広いスペースを必要とせず、最低2人から始められる手軽さや、身体の接触がないので女性や年配の方でも楽しむことができるところが魅力的ですね。また、楽しみながらリフティングやボールの扱いが学べるので普段サッカーやフットサルをしている人にもおすすめです!
ちなみに、トップ選手たちによる競技の様子はこちら。かなりすごいです(笑)
日本に3ヵ所しかないテックボール協会のひとつが京都に
国内のテックボール普及を推進している日本テックボール協会(JTF)は現在3ヵ所に拠点を置いており、その一つが京都府テックボール協会です(残りは東京、栃木)。
主な取り組みとして競技の普及活動、選手育成・大会や練習会、体験会の開催を行っており、そのほかにも「京都×テックボール」と題して、平安神宮で撮影したテックボールのプレイ動画や京都サンガの選手とのコラボ動画等の取り組みも予定しているとか。
現在活動メンバーを募集中とのことなので、記事を読んでテックボールに興味を持った人は一度活動(月4~8回程度)に参加してみてはいかが。
【連絡先】
info@moderato-kyoto.com
もしくは
075-777-6004
担当:竹上
京都を中心に関西や西日本に向けてテックボールの魅力を伝える京都府テックボール協会の活動に今後も目が離せません!